| この本は、社会で働く人向けに書いたものですが、中でも筆者が一番読んで欲しいと願う読者は、二代目経営者です。なぜなら、二代目経営者には、創業者以上の能力(脳力)が要求されるからです。
創業者は何もないところからビジネスを作り上げるものですが、二代目は、自分の思い通りでないところからのスタートです。中国の古典の中でも、創業か、守成か、唐の時代に議論されたこの課題は、やはり守成(維持継続)のほうが難しいと説いています。
二代目にとって、強い意志や創造性が必要であると思いますが、それ以上に必要なのは、私は自分自身の体験から、「柔軟な認知能力」であると考えています。柔軟な認知能力とは、様々な人の立場から、様々な時間(時点)から、また、様々な意識上のレベルから物事を捉え、選択肢を広げ、ベストの選択を行う能力です。
NLPには、これらの能力を開発するスキルがふんだんにあります。その中から、私がコンサルティング、セミナーなどの経験を通して、効果が高いと考えるものをご紹介するのが本書です。
|